テレビショッピングに関する相談件数とそのうち契約当事者が70歳以上の占める割合
テレビ通販に関する消費者相談は70歳以上の高齢者が約8割を占めており、国民生活センターは9月3日、注意喚起を行った。
テレビ通販に関する2024年度の相談件数は8705件。相談者の多くは契約当事者本人からだが、高齢の家族が次々に購入してしまうといった家族からの相談も寄せられている。
注文時に定期購入を勧められ、断ったつもりだが定期購入になっていたという事例もある。「通販番組内での表示は多くが適切に行われているとみている。消費者が気付くこともできたのではないかと考えられる」(相談情報部)としている。
国センは(1)テレビ番組内の情報だけではなく、注文時に電話口でも確認する(2)返品・解約条件を確認する(3)意図せず定期購入になっていないか確認する(4)判断力が低下した高齢の家族が次々に購入してしまう場合は販売事業者に相談する─ことを促した。
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