ECプラットフォームを展開するW2(ダブルツー、本社東京都、山田大樹CEO)は8月26日、提供サービスを事業領域ごとに再編する製品リブランドを実施した。業界特化型機能を「W2 Unified」へ統合しつつ、法人取引対応ECプラットフォームの「W2 BtoB」、海外進出ソリューションの「W2 Asia」を新たに追加した。リブランドに合わせて自社の課題や戦略に合わせて柔軟に拡張できるプラグイン/付帯サービスの提供を開始した。
今回のリブランドでは、多岐に渡っていた製品群を”事業領域で選べる”シンプルなサービス体系に再編した。同時にコマースのメディア化やAI活用を容易にする複数のプラグイン・付帯サービスの提供を開始した。これにより、国内外・法人/消費者向けを問わず、あらゆるビジネスモデルをワンストップで支援できる体制へと刷新した。
これまで個別に提供していた食品販売向け「W2 Repeat Food」と医薬品販売向け「W2 Repeat Medical」を「W2 Unified」へ統合した。薬機法準拠や三温度帯管理など各業界固有の要件を「W2 Unified」で対応できるよう標準装備し、単一の管理画面での運用を可能にした。
法人取引用ECプラットフォーム「W2 BtoB」を新たにプロダクト化し、見積・与信・掛売などBtoB特有の商習慣を装備している。
さらに、海外ECの立ち上げ・オフライン進出を支援する、海外進出ソリューション「W2 Asia」をリリースした。戦略設計からスピード重視の現地EC構築、現地店舗出店までを一気通貫して支援できる体制を整えた。
今回の製品リブランドについて山田CEOは、「これからはAIやコマースのメディア化、データ活用、そしてその先にある技術を積極的に取り込み、お客さまと共に”commerceをhack”を標榜し、これまでにない顧客体験価値を創造する。私たちは技術を技術のまま終わらせず、産業や企業規模の枠、国境を越えて、実装と改善を重ね、次の10年を見据えたコマースの新基準を共創していく」とコメントした。
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