小野ダスキンは、障がいのある従業員の高齢化や法定雇用率の引き上げを契機に、障がい者雇用に積極的に取り組んできた。2024年4月に法定雇用率が2.3%から2.5%に引き上げられる中、同社は4.07%という高い雇用率を達成している。この取り組みが評価され、今回の受賞に至った。今後も地域の特別支援学校やハローワークと連携し、障がい者雇用の推進に努めるとしている。
小野ダスキンの活動には、特別支援学校からの就業実習の受け入れや工場見学の実施、採用前の実習期間の設置などがある。採用後もサポート体制を整え、本人や家族、支援機関と連携を図り、細やかな配慮を行っている。

▲表彰後の鈴木社長
代表取締役社長の鈴木琢氏は、ダスキン創業者・鈴木清一の理念「仕事の第一は人間をつくること」を人材育成の根幹に据え、多様な人材の積極的な登用に取り組んできたと述べている。個々の能力を最大限に発揮できる環境づくりを進め、地域社会に貢献することを目指しているという。
小野ダスキンは、家庭やオフィス、店舗で使用される「マット」と「化成品」の製造を手掛ける企業で、ダスキンの100%子会社である。設立は1984年で、兵庫県小野市に本社を構えている。従業員数は136名で、資本金は2億円である。

▲小野ダスキン
※本記事の制作にあたってAIを活用しています。