悠香は8月20日、社名と基幹ブランドを刷新したと発表した。社名を「株式会社ゆうか」に、ブランド名を「茶のしずく」から「茶澄(ちゃすみ)」に変更した。商品コンセプト、使用感、容量、価格、安心安全な品質などは変更していない。
悠香は2022年11月、アリナミン製薬が悠香ホールディングスの全株式を取得し、傘下に入っている。アリナミン製薬は健康食品や医薬品などを販売しており、悠香を子会社化することで、化粧品通販業界に参入した。
悠香は2003年に創業した老舗の化粧品通販企業。「茶のしずく石鹸」の販売が好調で、2010年には売上高が本紙推定で200億~300億円の規模にまで拡大していた。
しかし、「茶のしずく石鹸」を使用した顧客がアレルギー症例を起こした事例が多発し、商品の自主回収や集団訴訟に発展した。2020年までには全ての顧客との和解が成立している。
「茶澄」の商品デザインは、洗顔料、スキンケア、ベースメークにおいて、全て茶のスキンケアシリーズであるという世界観の実現を目指す。
「洗顔こそ美肌の原点」という創業以来の信念を発展させ、「肌本来の美しさをお茶での肌育で引き出す」という独自の美容ケアの考え方を定義した。「ゆうかの美容理論」に沿った、お茶のスキンケアシリーズを通して、顧客の美肌作りに貢献していく。
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