「nugu」は2024年5月、現代百貨店から約300億ウォン(約30億円)の戦略的投資を受け、日本でのオフライン事業を本格化したという。
同店舗は、現代百貨店が推進するグローバル展開プロジェクト「THE HYUNDAI GLOBAL(ヒョンデグローバル)」における日本初の常設リテール拠点となる。

▲「nugu」

▲「THE HYUNDAI GLOBAL」
韓国ブランドが日本市場に継続的に進出するための重要な足掛かりとなるという。
同社のCBOのパク・ハミン氏は、「渋谷での常設店舗は、韓国ブランドのグローバル展開における本格的な転換点だ。これまでのポップアップが「テスト」や「反応確認」に重点を置いていたのに対し、今後は、安定した流通基盤と顧客データをもとに、ブランドの持続的な成長を支援していく」とコメントしている。
「nugu」では常設店舗の開設に合わせ、自社内ECモール内に「THE HYUNDAI GLOBAL館(仮称)」を新設する。日本の顧客が店舗・オンラインでブランドに触れ、購入できる仕組みを整備するという。