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2024.01.11

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名糖産業、おいもやを子会社化 グループの業容拡大が狙い

アルファベットチョコレートなどの製造・販売を行う名糖産業は2023年12月25日、芋スイーツ専門店を運営するおいもや(本社静岡県、関谷夕佳代表)を子会社化すると発表した。併せて関谷代表が大株主で干し芋と焼き芋の製造・販売を行う平松商店(本社静岡県、平松正己代表)も子会社化する。将来に向けたグループの業容拡大を図る。

おいもやは芋関連のスイーツを実店舗、通販、卸売りで販売している。楽天グループが優秀店舗を表彰する「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」を16年連続で受賞するなどスイーツECの有力企業として知られている。

2023年9月期の売上高は21億3900万円、営業利益は1億8600万円、経常利益は1億9100万円だった。
 
一方、名糖産業は中期経営計画「MEITO CHALLENGE 2023」において、成長戦略として「ブランド強化」「工場の生産性・品質の向上」「組織・人事活性化」「M&Aなどによる事業拡張」を掲げている。さらなる事業強化を図るため、おいもやを子会社化する。

株式譲渡実行日は2024年1月22日を予定している。株式の取得価額は非公表だという。株式取得による連結業績に与える影響は現在精査中だとしている。




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