化粧品訪販のアイビー化粧品(本社東京都、白銀浩二社長)は、9月14~15日に開催された日本生薬学会第71回年会において、肌のホメオスタシスに関する研究成果を発表した。発表テーマは「肌のホメオスタシスに寄与する細胞ネットワークを制御する新規生薬抽出物の探索と作用機序解析」だった。
同研究は、肌の恒常性を維持する細胞ネットワークに着目し、そのバランスを保つ効果を持つ植物抽出物を探索した。肌のホメオスタシスは、表皮細胞や線維芽細胞、免疫細胞であるマクロファージなどが相互に関わる仕組みにより調整されているが、紫外線や炎症といった外的要因によって乱されると言われている。
従来は単一の細胞作用に焦点を当てた研究が多かったが、同社は細胞ネットワークを包括的に制御するアプローチの重要性に注目した。複数の植物抽出物に有効性を確認し、その知見を発表した。
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