レキットベンキーザー・ジャパン(本社東京都、スチュアート・ウィザビー代表取締役)は8月25日、自社の足ケアブランド「メディキュット」から、60歳以上の脚ケアシリーズを発売した。
「颯爽と歩ける着圧ソックス(雑貨)」と「メディキュット ひざ下 LLサイズ(一般医療機器)」は、同ブランドのターゲットである脚のむくみに悩む女性だけでなく、60歳以上の男女の膝の痛みや筋力低下にもアプローチできる商品だとしている。
戦略発表会では、シニア市場の脚ケア商品に勝算があると説明した。
同社の調査によると15~59歳の脚のむくみに悩む女性の人口が約1090万人おり、その中で1年以内に着圧ソックスを使用した割合は約27%だという。一方、筋力低下に悩む60歳以上の男女の人口は約970万人いるが、1年以内に着圧ソックスを使用した割合は約11%しかない。
着圧ソックスをまだ使用していないシニアが約400万人おり、1足2000円の着圧ソックスを1人1足購入すれば、着圧ソックスの市場規模は80億円分拡大すると試算した。
同ブランドの主な販路は薬局などの実店舗だが、「Amazon」や「楽天市場」にも出店している。直近では「TikTok Shop」にも注力し、手ごたえを感じているという。
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