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2025.09.20

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GMOメイクショップ、三つの事業モデルに対応 BtoB向け新ソリューションを提供

三つのサイト構築モデルに対応

GMOメイクショップ(本社東京都、向畑憲良CEO)は9月12日、法人間取引(BtoB)に特化した新しいEC構築プラットフォーム「makeshop BtoB byGMO(makeshop BtoB)」の提供を開始した。「オープン直販」「会員制卸売」「代理店/多段階流通」といった多様なBtoBの事業モデルに対応し、事業規模にあわせた柔軟な拡張性で、BtoB-ECにおける企業のDX戦略を強力に支援する。

「makeshop BtoB」は、EC構築プラットフォーム「makeshop」で提供していたBtoB関連機能を統合・強化したソリューションだ。「makeshop」をベースに、BtoB-ECモデルに最適な機能を、オプションやカスタマイズを組み合わせて提供する。

事業者の要望や、特性に合わせて選択できる、(1)オープン直販(2)会員制卸売(3)代理店/多段階流通─三つのBtoBサイト構築モデルを用意している。各モデルに対応した機能を組み合わせることで、自社の目的やビジネススタイルに最適なBtoB-ECサイトを構築できるという。

「オープン直販(BtoB・BtoC兼用)」は、会員登録なしでも、多くの企業や顧客に公開できる標準的なBtoB-ECサイトのモデル。一般のBtoCサイトのように誰でもアクセスできるため、新規顧客の獲得やブランド認知の向上に最適だ。

「会員制卸売(クローズドBtoB)」は、特定の取引先だけに限定し、会員認証や情報管理を行う、アクセス制御が可能なBtoB-ECサイトのモデル。取引先ごとの価格設定や限定商品の提供など、細やかな取引条件を適用し、既存顧客との関係強化と受発注業務の効率化を図る。

「代理店/多段階流通(BtoBtoB/BtoBtoC)」では、複数段階の取引関係を想定し、流通や販売チャネルの最適化をサポートする。企業間の取引に加え、最終消費者向けの販売も実現できる。

「makeshop BtoB」の提供に合わせ、これまで要望が多かった「代理注文システム」機能を追加した。電話やFAXなど受けた注文内容を、担当者が購入者に代わってシステム上に登録できるため、受注業務の効率化とヒューマンエラーの削減に貢献する機能だという。

今後もAI-OCR機能の実装など、さらなる業務効率化に貢献する機能開発を進め、BtoB-ECプラットフォームとしての価値向上を目指す考えだ。

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