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2025.09.23

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新日本製薬、化粧品原料販売開始 「シコンエキス」と「カンゾウフラボノイド」

新日本製薬は、2025年10月1日から法人向けに新たな化粧品原料の販売を開始する。今回の新製品は、「シコンエキス」と「カンゾウフラボノイド」の2種類だ。


「シコンエキス」は、絶滅危惧種であるムラサキの根「紫根」から抽出される。コラーゲン産生のサポートや育毛効果が期待できるとされている。ムラサキは栽培が難しく、絶滅危惧種に指定されているが、新日本製薬は2006年から国内での栽培技術を確立し、安定生産を可能にしたという。さらに、シコンエキスには抗菌効果も確認されており、ニキビなどの肌トラブルを防ぐことが期待されている。


一方、「カンゾウフラボノイド」は、甘草の根から抽出され、シミ予防効果があるとされている。甘草は日本で最も使用される生薬の一つだが、国内での栽培が難しいため、輸入に頼ることが多い。新日本製薬は2006年から国内での栽培研究を進め、独自の栽培方法を開発した。さらに、スペインカンゾウの新品種「新日本製薬GG01」を開発し、2022年に品種登録を完了した。


新日本製薬は、これらの原料を通じて、化粧品や医薬部外品における新しい価値の創出に貢献するとしている。今後も美と健康の領域での研究開発を進め、顧客に新しいライフスタイルを提案することを目指しているという。



※本記事の制作にあたってAIを活用しています。

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