(一社)日本健康食品規格協会(JIHFS、事務局東京都、池田秀子理事長)は10月1日、輸入原材料GMP(GMP-IM)認証の第1号を発表した。認証を受けたのは、中原(本社埼玉県)の「グルコサミン(一般名:D-グルコサミン塩酸塩)」だとしている。
GMP-IM認証は、輸入原材料の品質保証を目的にJIHFSが2015年に策定し、2024年7月から本格運用を開始した制度だ。
製造元での製造・品質管理や、輸入販売事業者の品質管理体制を文書審査と実地監査で確認する。一定の品質を維持できる体制であることを審査委員会が判定するものとなっている。
今回の認証では、製造元の品質規格や試験結果の妥当性、輸入後の検査との一致性などを慎重に検証したという。初回認証までに6カ月超の審査期間を要したとしている。
今後は品目数の増加に伴い、審査期間の短縮を図る方針だとしている。
認証の更新は3年ごとに実地監査を行い、1年後と2年後には、書面監査で継続性を確認するとしている。
JIHFSは今後、認証制度を通じて輸入原材料の安全性と信頼性の向上を目指すとしている。
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