楽天は、数千万点の商品データを活用し、ユーザーが正確な情報を効率的に入力できるようにしている。また、「ラクマ最強鑑定」において提携する「コメ兵」のデータも活用し、100以上のラグジュアリーブランドの商品情報を提案できるようになった。これにより、出品時の手間を大幅に削減できるとされている。
フリマアプリでの出品には多くの情報入力が必要で、ユーザーにとって負担となることが課題だった。この課題を解決するため、「楽天ラクマ」はAI技術を活用した出品サポート機能を開発した。今後も、個人や事業者が参加する取引を通じて、利便性や付加価値の高いサービスを提供し、新たなECプラットフォームの構築に努めるとしている。

▲AI技術を活用した出品サポート機能を開始
この機能の利用方法は、出品画面で「商品撮影」または「アルバム」を選択し、商品の画像を登録すると、AIが画像を分析し、「楽天」または「コメ兵」のデータベースから最適なカテゴリ、商品名、商品説明文の候補を自動で提案するという流れだ。提案された商品候補を確認し、適切なものを選択することで、情報が自動で入力される。
対応カテゴリは「レディース」「メンズ」「コスメ/美容」「エンタメ/ホビー」「スマホ/家電/カメラ」で、今後順次拡大予定である。対応OSはiOS 16.0、Android 9.0以上で、アプリ版のみで利用可能だ。
「楽天ラクマ」は、2012年にサービスを開始した日本初のフリマアプリ「フリル」と、楽天で運営していた「ラクマ」が2018年に統合して誕生した。循環型社会の実現を目指し、サーキュレーション市場の活性化に貢献することを目指している。
※本記事の制作にあたってAIを活用しています。