auグループの子会社で電力小売事業を手掛けるauエネルギー&ライフ(本社東京都、齋藤茂社長)は10月15日、同社が提供する「じたく発電所サービス」で、太陽光発電の設置が10年を経過している家庭を対象に家庭用蓄電池の提供を開始した。
災害時や停電時の電力確保に加えて、日中に太陽光発電で発電した電気をためて夜に利用する自家消費を促す。
「じたく発電所サービス」は、太陽光発電と蓄電池をセットにして戸建住宅に対して初期費用が無料で導入できるサービス。
提供する蓄電池は京セラ製の家庭用蓄電池「エネレッツァ・プラス」で、関東と中部、関西の3エリアで提供する。費用は税抜月額1万3000円とし、東京都は、自治体などの支援制度を活用して、月額税抜9500円で利用できるようにしている。
「エネレッツァ・プラス」の用容量は、最大16.5キロワットで、冷蔵庫なら約20時間、スマホ充電は約200回などの電力供給ができる。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。