キューサイの石川順朗社長(中央)と山田淳史上席執行役員副社長(右)
健康食品や化粧品通販のキューサイ(本社福岡県、石川順朗社長)は10月29日、AIが生活習慣の改善を提案するウェルエイジングプラットフォーム「myme(マイミー)」のベータ版の提供を開始した。同プラットフォームでは、LINEで会員登録したユーザーが、登録した生活習慣や健康課題の情報に対して、架空の未来の自分を生成し、生活習慣を改善してくれるという。将来的にキューサイでは、同プラットフォームのユーザー数800万人の利用を目指すとしている。
10月29日に開かれた記者会見で、石川社長は、同プラットフォームによって、一般消費者に健康習慣を提案するとともに、企業のマーケティング支援も行なっていく考えであることを明らかにした。
プラットフォームでは、ユーザーに対して、AIが生成した未来の自分が、LINEのトークルーム上で、最適なタイミングて健康習慣を提案してくれるという。サービス開始当初は、「肌」「腰」「目」の三つの部位の健康課題についてヒアリングし、健康習慣の改善を提案してくれる。例えば、肌に課題を持つ人であれば、朝にLINEの通知で、「20年前のぼく!保湿を忘れないようにね」などの提案をしてくれるという。
キューサイでは今後、ユーザー数の拡大を目指すべく、サービス連携や福利厚生として採用してくれる企業の募集を行うという。スポーツクラブなどと連携し、サービスの利用者に「マイミー」の利用を促し、利用者の拡大と満足度の向上につなげたい考えだとしている。
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