同発表会では、ファンケルの化粧品事業本部・蓼沼陽子氏が登壇し、新商品の説明を行った。
新商品開発の背景には、20~30代では見られない「エイジング世代の肌の変化」の原因分析があったという。
「当社調査から、エイジング世代の94%が自身の顔に疲れを感じていることが判明した」(蓼沼氏)と話す。「『自分の顔を見て疲れていると感じる』タイミングとしては、約30%が朝の洗顔時から自覚している」(同)ということだった。
「エイジング世代の『疲れ顔』には、乾燥が関係している。エイジングが深刻化し始める肌は、細胞間脂質や皮脂量が減少することで、乾きやすくなり、乾燥ダメージが進行する。肌自体の修復力も低下するため、ダメージから抜け出せない”負の連鎖”に陥り、小じわや疲れが目立つ印象になる」(同)と説明した。
「そこで、乾燥ダメージによる負の連鎖を断ち切り、『疲れ顔』対策をかなえる『シールドチャージ クリーム』を開発した」と言う。

▲「シールドチャージ クリーム」
肌修復の司令塔「キンドリン1」に着目し、失われたハリや弾力を呼び起こすペプチドを組み合わせた複合成分「ペプチドパワー複合体」を開発・配合したという。
大人の肌に必要な、セラミドやホホバ種子油、スクワランを効果的に活用して開発した「シールドチャージ処方」を採用したとしている。乾燥対策に有効なクリーム剤型に着目したが、同社の調査によると、クリームは「ベタつきが嫌」という理由で使用しない人が多かったそうだ。そこで、バリア機能を強化しつつ、ベタつきがない心地良いテクスチャーのクリームを開発したという。12時間の保湿持続効果をかなえるとしている。
レフィルは、衛生的に適量を使うことができる、ダイヤル式のエアレスジャー容器を採用した。ポンプ部分には12個のパーツを使用しているそうだ。カートリッジ式のレフィルで、環境に配慮しているという。
価格は、専用ケースとレフィルのセットで税込6380円、レフィルのみだと同5830円だという。
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