障害のある作家が描くアート作品を、IPライセンスとして管理するヘラルボニー(本社東京都、松田崇弥代表、松田文登代表)は、世界五大広告賞の一つとされる「ロンドン・インターナショナル・アワード」において2部門でシルバーを受賞した。持続性のあるビジネスモデルや、ソーシャルインパクトが評価され、受賞となった。
同社は、人との関わりにおける相互作用を通じて進化したアイデアを評価する「Integration(インテグレーション)」と、従来の枠には当てはまらない、独創的で純粋なアイデアを評価する「Non-Traditional(ノントラディショナル)」の2部門でシルバーを受賞した。
「障害のあるアーティストの作品を活用し寄付を募るアイデアは見たことがあるが、アーティストの収入につなげるモデルは革新的だった」と評価されたという。
同アワードは、1986年に創設され、広告・デザイン・デジタル・PRなど多様な分野における、優れたクリエイティブを表彰する。全審査員が現地に集まり、初期選考からすべての作品を対面で審査するという。
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