ポーラ、旗艦店をリニューアル 新トータルケアエステを提供

化粧品訪販最大手のポーラ（本社東京都、小林琢磨社長）は12月12日、東京・銀座のフラッグシップ店舗「ポーラ ギンザ」をリニューアルオープンする。新たなトータルケアサービス「リセンスエステ」も始動する。企業理念である「Science.Art.Love.」を体現する特別な体験型空間として、地下1階エステフロアで提供を開始するという。

新トータルケアサービス「リセンスエステ」は、柔らかな光や自然の香りに包まれた空間において、肌や体、感性を総合的にケアする新プログラムとなっている。

施術前には、ポーラやオルビスの製品開発を行うポーラ化成工業（本社神奈川県）の技術を用いた「リセンススキャン」を使い、自律神経や不調タイプを分析する。個々の状態に合わせた施術を行うとしている。足湯や香り、音楽でリラックス状態を体験してもらい、ハンド技術と専用機器で全身を整える構成となっているという。


▲新たなトータルケアサービス「リセンスエステ」も始動

最上級の「エグゼクティブプラン」（税込7万5900円）をはじめ、目的に応じた複数のプランを用意している。同メニューは今後、新たなサロン型店舗にも展開する予定だとしている。

リニューアルした店舗では、脳科学研究に基づいた空間デザインを採用している。

立体的構造物の視覚刺激が感性を司る脳部位を活性化させる可能性を示し、来店者の五感を刺激する演出を実現したという。