万田発酵、映画「ペリリュー」タイアップ映画と発酵技術で未来を考える

万田発酵は、映画「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」とタイアップし、歴史と技術を伝える活動を展開している。映画は2025年12月5日に全国公開予定で、ペリリュー島を舞台にした太平洋戦争末期の激戦を描く。主人公は漫画家を志す青年・田丸均で、戦場での過酷な日々を通じて「生きること」「戦うこと」の意味を模索する物語だ。

▲映画「ペリリュー　-楽園のゲルニカ-」ポスター画像

万田発酵は、江戸時代から受け継がれてきた酒造りの技術を活かし、独自の発酵技術で植物発酵食品「万田酵素」を開発している。同社は「人と地球の健康に貢献する」という理念のもと、歴史を知り技術を受け継ぐことを使命としている。

今回のタイアップを通じて、万田発酵は多くの人々に80年前の歴史を知ってもらい、考える機会を提供することを目指している。また、このムーブメントが人々の「伝える」力によって世代や国境を越えて広がることを期待している。

映画の原作は武田一義による漫画で、第46回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した作品である。アニメーション映画として映像化されるこの作品は、戦場の日常を生きた若者たちの記録を描いている。声の出演には板垣李光人、中村倫也などが名を連ねている。

万田発酵は、発酵技術を応用した健康食品の開発だけでなく、農業やスキンケア、水畜産の分野にも製品を展開している。特に農業分野では、植物性原材料を発酵・熟成させた「健康農業のための万田酵素」を製造し、有機栽培や減農薬栽培を推奨しているという。また、馬事業界にも進出し、競技馬や競走馬の健康維持をサポートする製品を提供しているとされる。

タイアップ期間中には、映画グッズを抽選でプレゼントするキャンペーンや、各種メディアでの映画宣伝が予定されている。万田発酵は、映画を通じて健康的な生活の重要性や地球の健康を未来にわたって守ることの大切さを伝えていくとしている。