竹永会長は冒頭のあいさつで、「人に会うことの意味を見つめ直していく。今のお客さまの状況に寄り添いながら、訪問販売の価値を高めていきたい」と意気込みを述べた。
また業界の自主規制など今後の取り組みにも言及。「ガイドラインなどの周知を図るとともに、消費者志向経営を普及していく。さらに45周年に向けてエッセイの募集事業などを進めていく方針だ」と話した。
来賓代表として、経済産業省商務・サービス政策統括調整官の山影雅良氏が登壇。「合理化や付加価値向上のためのDXが進んでいるが、依然として対面のコミュニケーションの必要性は高い」と訪販業界への期待の言葉を述べた。
▲来賓あいさつする経済産業省商務・サービス政策統括調整官の山影雅良氏
その上で「適切な消費者保護が必要だ。国としては、トラブルへの対応、監督強化など、消費者の安心安全への取り組みを進めることで、業界の健全な発展をサポートしたい」と語った。
乾杯は、能登半島地震で大きな被害が出ていることを考慮して自粛し、代わりに黙とうの時間が設けられた。