「もったいないおかず」プロジェクトで冷凍総菜の寄贈実証を開始
ワタミはこのほど、農林水産省「食品ロス削減対策緊急事業」に参画し、「もったいないおかず」プロジェクトで冷凍総菜の寄贈実証を開始した。10月22日から1回目の実証として四つの団体への寄贈を実施。ワタミ手づくり厨房東松山センターで製造した冷蔵弁当の未利用総菜を冷凍加工し、ワタミの既存の物流便を活用して配送することで、温度管理や品質保持、提供後の運用課題を検証する。
同プロジェクトは、公益財団法人Save Earth Foundation(所在地東京都)が採択された農林水産省の「令和6年度食品ロス削減対策緊急事業 未利用食品の供給体制構築緊急支援事業」にワタミが参画して取り組んでいる。
ワタミでは「ワタミ手づくり厨房」で発生し、盛り切れなかった未利用の冷蔵総菜を冷凍し品質を保持した状態で、自社物流便を活用し食料支援を必要とする子ども食堂などの団体へ寄贈している。冷凍による品質保持などの検証を行い、今後の全国展開に向けた運用モデルの確立を目指す。社会実装することで製造現場における食品ロス削減と社会福祉の両立を目指す考えだ。
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