「勇翔2034」では、鉄道事業を中心としたモビリティと生活ソリューションの〝2軸経営〟を掲げ、持続的な成長を目指す。
生活ソリューションにおいては、コインロッカーやECサイト「JREMALL」など、鉄道アセットを基盤としたサービスを積極的に活用し、新たな価値や事業モデルの構築を進めているという。25年度上半期には、複数回にわたり、列車貨物輸送「はこビュン」や多機能ロッカー「マルチエキューブ」、ECサイト「JRE MALL」を通じて備蓄米の販売・配送を実施した。
「単に輸送したというだけではなく、新たなビジネスのストラクチャとなった」(喜㔟 陽一社長)と話した。
さらに今年10月には「はこビュン」と、日本航空(JAL)が運営する、航空貨物輸送サービス「JAL CARGO(ジャルカーゴ)」と連携した仙台の梨の海外輸送トライアルなど、事業の幅を広げているという。
