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2025.11.21

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東日本旅客鉄道、新戦略にEC活用 新たな価値や事業創造へ

東日本旅客鉄道、新戦略にEC活用

東日本旅客鉄道(JR東日本)は2026年4―9月期(中間期)の決算説明会にて、同社が掲げるビジョン「勇翔2034」の現状と中長期成長戦略について説明した。今後、同社のECサイト「JRE MALL」やコインロッカーを活用し、新たなサービスも展開するとしている。

「勇翔2034」では、鉄道事業を中心としたモビリティと生活ソリューションの〝2軸経営〟を掲げ、持続的な成長を目指す。

生活ソリューションにおいては、コインロッカーやECサイト「JREMALL」など、鉄道アセットを基盤としたサービスを積極的に活用し、新たな価値や事業モデルの構築を進めているという。25年度上半期には、複数回にわたり、列車貨物輸送「はこビュン」や多機能ロッカー「マルチエキューブ」、ECサイト「JRE MALL」を通じて備蓄米の販売・配送を実施した。

「単に輸送したというだけではなく、新たなビジネスのストラクチャとなった」(喜㔟 陽一社長)と話した。

さらに今年10月には「はこビュン」と、日本航空(JAL)が運営する、航空貨物輸送サービス「JAL CARGO(ジャルカーゴ)」と連携した仙台の梨の海外輸送トライアルなど、事業の幅を広げているという。

 

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