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2025.11.21

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総合通販

千趣会、「進撃の巨人」イベント開催 初日から盛況、初回比2倍の売上目指す

(写真左から)ベルメゾン事業本部 バリューチェーン開発室 田村英氏、ウィズファミリー&IPビジネスユニット ブランド戦略2チーム 服部美紀氏

千趣会の通販事業ベルメゾンは11月17~25日、東京駅にて漫画・アニメ作品の「進撃の巨人」のポップアップストアを開設している。実店舗の開設は3回目で、実店舗とEC販売を合わせて、初回と比べて約2倍の売り上げを見込んでいるという。初日は外国人観光客も含み多くの来店があり盛況だった。

ポップアップストア「『進撃の巨人』東京駅丸の内駅舎THE FINAL ATTACK―110年の時を越えて―期間限定ショップ」では、「進撃の巨人」の原作画などを用いた23アイテムを販売している。11月17日にJR東日本の「JREモール」や「ベルメゾンネット」などECサイトでの予約販売も開始した。


新アカウントで拡散


集客については、「進撃の巨人」公式Xアカウントでの発信など、ベルメゾンの顧客以外の作品ファンに直接情報が届く発信をしている。

ベルメゾン公式Xでは、情報拡散につながるよう、Xリポストキャンペーンを実施したほか、新たにベルメゾンの漫画・アニメ作品に関する商品情報を発信するアカウント「キャラメゾン(仮)」を開設した。同社では商品開発や運営のノウハウを生かし、今後もIPとの企画を積極的に展開したい考えだ。


食器や紅茶のグッズも


今回販売している商品について、「ベルメゾンならではの提案として、食器や紅茶など生活に役立つ幅広いアイテムをそろえている。東京駅の現実と『進撃の巨人』の非現実が重なる世界観を楽しんでもらえている」(ベルメゾン事業本部バリューチェーン開発室・田村英氏)と説明した。

会場では今回初の試みとして、フォトスポットを設置して「シリーズ最終章」ならではの盛り上がりにつなげている。一定額を購入した人には、非売品ステッカーを配布している。

「開店前から並んでくれたお客さまがいた。普段のベルメゾンの顧客層とはやや異なる層の方が来店しているので、ここでのつながりを生かしてベルメゾンの提案に広げていく」(ウィズファミリー&IPビジネスユニット ブランド戦略2チーム 服部美紀氏)と話した。

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