新日本製薬の2025年9月期の売上高は、前期比2.7%増の411億4000万円となった。通販事業の売上高は、前期比2.1%増の371億3800万円だった。そのうち、国内外EC売り上げ(国内EC・海外ECによる売り上げの合計)は、同14.8%増の95億7100万円となり、2桁成長を遂げた。通販における新規獲得件数が計画通りに推移し、9期連続の増収増益を達成したという。
2025年9月期には、化粧品の「PERFECT ONE(パーフェクトワン)」ブランドの、ECにおける、ミドル世代の新規獲得数が、前期比19%増となった。独自価値のある商品とのクロスセルを強化した結果、顧客単価が上昇。各顧客の購買履歴に合わせたCRMも強化し、LTV最大化に向けた取り組みに注力したという。
若者をターゲットとしたスキンケアブランド「PERFECT ONE FOCUS(フォーカス)」は、クレンジングバームの成長により増収となった。新規顧客獲得のため、「TikTokショップ」などの新規モールの開拓をスタートしたという。
同社のヘルスケア事業全体の売り上げは、前期比35.0%増の77億6900万円と、大きく伸びた。特に、健康食品を展開する「Fun and Health(ファンアンドヘルス)」ブランドの、機能性表示食品「スリモアコーヒー」の売り上げが、全社的な成長をけん引したとしている。オンライン顧客の獲得や、新規顧客層の拡大を目的として、人気インフルエンサーとのタイアップ施策を実施したという。
「Fun and Health」の増収効果によって、営業利益は計画を上回り、前期比14.5%増の47億8200万円で着地した。投資効率を重視しつつ、好調なブランドには積極的に投資を行い、2026年9月期はさらなる増益を目指すとしている。
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