化粧品のOEM供給を行うサティス製薬(本社埼玉県、山崎智士社長)はこのほど、水で溶かして塗るタブレット型のスキンケア製剤の開発を始めた。
化粧品成分を打錠技術で固形化し、安定性を高めつつ、水に触れた際にすぐに溶けるようにした。発泡錠の処方骨格を応用することで、打錠製剤でも溶けやすくし、安定性と使いやすさを両立させたという。
打錠工程で、圧縮強度や水分含有率、粒径分布を最適化した。肌に伸ばしたときのテクスチャーや塗布感にもこだわり、技術が生む心地よさを追求している。
現在は試作段階にあり、量産体制の構築や共同開発パートナーとの連携を検討している。
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