主な総合通販企業が減収傾向にあることから、同社は総合通販型から専門通販型へと移行する。百貨店への出店を進め、さらなる新規顧客獲得とファン化を狙うという。利益貢献が小さい低価格商品を減らし、上質な高価格帯商品を拡充して、収益性を高めていく。
具体的には、競争力の高いハルメクのインナーやコスメの展開を強めていく。専門通販として、それぞれのコンセプトや世界観を確実に訴求することで、飛躍的に成長させていきたい考えだ。
当期のインナー売上高は、同9.6%増の約13億7000万円だった。過去5年間の年平均成長率も19%と高い数字を誇っている。コスメは前期にやや苦戦したものの、当期の売上高が同4.5%増の約16億1000万円と再び成長路線に乗った。
もう一つのシニア向けの通販事業である、ことせ事業の売上高は、同15.9%減の33億9700万円だった。前期は、完売による売り逃しが発生したことから、下期に新規顧客獲得のための広告投資をしぼったため、カタログの送付先が一時的に減少したことが影響し、減収となった。
今期からは新規顧客獲得に向けた投資を再始動したため、顧客数は上向き傾向にあるという。
