ハルメクホールディングス(HD)の2025年4-9月期(中間期)におけるハルメク事業の売上高は、前年同期比3%増の135億2200万円だった。新聞広告や店舗における新規顧客の獲得が順調だった。一方で酷暑対応に苦戦したファッション商品の販売効率が悪化したり、店舗の出店によるコストが発生したことで、セグメント利益は同9%減の5億9800万円だった。
主な総合通販企業が減収傾向にあることから、同社は総合通販型から専門通販型へと移行する。百貨店への出店を進め、さらなる新規顧客獲得とファン化を狙うという。利益貢献が小さい低価格商品を減らし、上質な高価格帯商品を拡充して、収益性を高めていく。
具体的には、競争力の高いハルメクのインナーやコスメの展開を強めていく。専門通販として、それぞれのコンセプトや世界観を確実に訴求することで、飛躍的に成長させていきたい考えだ。
当期のインナー売上高は、同9.6%増の約13億7000万円だった。過去5年間の年平均成長率も19%と高い数字を誇っている。コスメは前期にやや苦戦したものの、当期の売上高が同4.5%増の約16億1000万円と再び成長路線に乗った。
もう一つのシニア向けの通販事業である、ことせ事業の売上高は、同15.9%減の33億9700万円だった。前期は、完売による売り逃しが発生したことから、下期に新規顧客獲得のための広告投資をしぼったため、カタログの送付先が一時的に減少したことが影響し、減収となった。
今期からは新規顧客獲得に向けた投資を再始動したため、顧客数は上向き傾向にあるという。
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