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2025.12.01

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ナチュラリープラス、オンラインクリニック導入を発表 ワールドコンベンションを横浜で開催

あいさつする田嶋隆志社長

ナチュラリープラス(本社東京都、田嶋隆志代表取締役社長兼NPUSA CEO)は10月18日、「World Convention Naturally Plus FESTA2025 ZERO~進化への出発点~」をパシフィコ横浜ノースで開催、世界中から会員を中心に5487人が参加。「NPオンラインクリニック」の導入を発表した。

プログラムでは、田嶋社長が今期の取り組みとビジネス展望について発表した。
 
まず、日本において女性の平均寿命は約87歳、男性が約81歳、健康寿命は女性が約74歳、男性が約72歳であり、平均では女性で13年、男性で9年、健康でない期間を生きなければならないと指摘。

「人生100年時代に、健康寿命をいかに大切にするかが重要である。地域社会で連携し、健康的な生活を支援する環境を整えることが求められる。そのために投入したのが、高付加価値機能性製品の『スーパー・リバイブ』だ。私たちはこれを使ってさらに地球全体を健康に導く活動に取り組んでいく」

次に、2025年8月期において、全世界でスピリット達成者が207人、サミット達成者は95人、CFC達成者が7人。スピリットの平均年収は約600万円、サミットの平均年収は約2600万円、CFCは5100万円以上であることを報告した。

「その中でも、ミリオネアメンバー(累計獲得ボーナス1億円以上)の数は、全世界で346人が誕生している。この数字から、ナチュラリープラスビジネスの可能性を感じてほしい」と述べて、新たに達成した7人のミリオネアを紹介した。


▲コンベンション会場の様子

さらに、人口減少が深刻な地方の町や村では、大変な医師不足の問題が起きており、病院や診療所がない無医地区・準無医地区が増加に転じている。こうした社会的背景を踏まえ、その解決策として、新たなサービス「NPオンラインクリニック」の導入を発表した。

「NPオンラインクリニック」は、インターネットを通じて自宅から医療につながる新しい診療サービス。スマホやタブレットで簡単に利用でき、予約・受診から薬の手配までオンラインで完結する利便性が特徴だ。通院が難しい人でも、時間や場所に左右されず、必要な医療を受けられる環境作りを目指している。

診療は一般の保険診療に加え、薄毛治療やメディカルダイエット、スキンケアなど幅広い自由診療にも対応することで、多様なニーズに応える。

会員は身近な友人や家族に紹介でき、会員以外でも利用できる仕組みが整備されている。地域医療の課題解決に加えて、美と健康の選択肢を広げる新しいサービスとして期待が寄せられている。

UNIVAグループ会長兼グループCEOの稲葉秀二氏も講演。

稲葉氏は、ウェルネス(身体、心、社会の健康)とサステナビリティ(社会、環境の持続可能性)の実践における新たな価値観として、「ロンジェビティ(長寿・健康寿命の延伸)」を提唱。

これは、単なる長寿ではなく、健康で活力ある生活を長く楽しむという意味であり、健康寿命を延伸すること。健康寿命の延伸は、個人の幸福のためだけでなく、経済効果の増大が社会全体の幸福度を上げていくことができると語った。

続けて、「ナチュラリープラスは地球全体を健康に導く企業であり、ロンジェビティな社会の実現をめざしている。ナチュラリープラスの製品はすべてロンジェビティを考えて設計している」と述べた上で、「ナチュラリープラスの会員の皆さんの活動自体が、ロンジェビティの社会の実現に寄与している。人々の幸福につながり、社会的にも経済的にも、良いインパクトを与えていることを認識していただき、もっとナチュラリープラスを地球全体に広めていく必要がある」と主張した。

表彰式では、スピリット、サミット、CFC、10ミリオネア達成者を表彰。MED R&D(筑波大学発ベンチャー)代表取締役で、筑波大学生命環境系 礒田博子教授が、幹細胞研究に関する特別講演を行った。フィナーレでは田嶋社長が、2026年10月4日に「FESTA2026」を同会場のパシフィコ横浜ノースで開催することを発表して閉幕した。

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