POLAららぽーと立川立飛店、手話で顔マッサージのアドバイス インスタグラムでライブ配信を実施

化粧品訪販最大手のポーラのショップの「POLAららぽーと立川立飛店」は12月25日、フェイシャルマッサージの情報や、冬の美容情報を、手話で伝えるライブ配信を、インスタグラム上で実施した。手話でライブ配信を実施するのは初めてだったという。

インスタライブを行ったのは、「POLAららぽーと立川立飛店」の野村温子ショップオーナーと、坂口礼奈ビューティーディレクター（BD）の2人。野村オーナーは、「立川立飛店」のほかに、POLAのショップ3店舗の運営を手掛けている。坂口BDは、ポーラで活動を始めて4年目となる。

二人とも、手話歴は3年。ショップに来店した顧客の中に、耳が聞こえない人がいたことをきっかけに、立川市の手話通訳養成講座で手話の勉強を始めたという。現在も、毎週火曜日に、ろうあ者の講師から手話を学んでいるという。

二人はこれまでも、「POLAららぽーと立川立飛のインスタグラムアカウントで、美容情報を手話で発信する取り組みを行ってきた。

2023年12月25日に行ったライブ配信では、15分程度の時間で、二人が交互に、「冬の肌ケアの注意すべきポイント」や「顔の筋肉のほぐし方のケア」などについて手話で説明した。

肌のトラブルは、「乾燥」「敏感」「くすみ」「たるみ」の、四つに大きく分類されることなどを、言葉で話しつつ手話でも説明した。

ライブ配信は、ショップの常連客など10人が視聴した。ライブ配信後も、インスタグラムのアカウント上で、ライブ動画のアーカイブ配信が見られているという。

「POLAららぽーと立川立飛店」では、2月にも手話によるライブ配信を行う予定だとしている。