水宅配最大手のプレミアムウォーターを子会社にもつプレミアムウォーターホールディングス(PWHD)の2024年4-9月期(中間期)の売上高は、前年同期比3.7%増の403億4700万円だった。営業利益は12.3%増の67億3700万円となった。水宅配の定期顧客件数は、2024年3月末時点比で6万件増の179万件となった。新規顧客の獲得増加や解約率の抑制、顧客単価の引き上げが、大幅な営業利益の増加につながったとしている。
PWHDでは2024年4月、岐阜北方の採水工場の第2期工事が竣工。水ボトルの月間最大生産能力は500万本になったという。
同社の水ボトルの配送に関して、自社物流比率が51.5%に拡大。大手の配送事業者に頼らずに、日本全国の顧客に配送できるようになったとしている。
こうした、生産・配送にかかるコストを抑制する取り組みが奏功し、営業利益が大幅に拡大したという。
今後は、強い販路を持つ企業との連携を強化し、新規顧客の獲得を進めるという。長期契約プランの顧客数を増加させ、顧客の継続率も高めるとしている。
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