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2024.01.19

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マルハニチロ、「心血管疾患」表示のトクホ 発表会で日健栄協の矢島理事長が講演

「DHA入りリサーラソーセージω(オメガ)」

食品メーカーのマルハニチロは2月1日、心血管疾患のリスク低減効果を持つ可能性について表示する特定保健用食品「DHA入りリサーラソーセージω(オメガ)」を発売する。「心血管疾患」について表示する、疾病リスク低減表示のトクホが発売されるのは日本で初めて。同商品の発表会では、(公財)日本健康・栄養食品協会(事務局東京都)の矢島哲也理事長が、トクホの疾病リスク低減表示に関する講演を行った。

「DHA入りリサーラソーセージω」は、DHA・EPA配合の魚肉ソーセージだ。配合量は、DHAが850ミリグラム、EPAが200ミリグラムとなっている。既存の「リサーラソーセージ」と、DHA・EPAの配合量は同じだとしている。

トクホの許可表示は、「本品はドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)を豊富に含みます。日ごろの運動とDHA及びEPAを含む健康的な食事は、将来、心血管疾患になるリスクを低減する可能性があります」と表示している。

同商品は、スーパーマーケットやドラッグストアなどの店販で流通を図るとしている。

発表会で登壇した、日健栄協の矢島理事長は、「2005年に疾病リスク低減表示が誕生してから、申請が足踏みしていた。今回、協会として申請を支援し、マルハニチロなど3社が手を挙げてくれた結果、初めて個別評価による許可が誕生した」と話した。

「リサーラソーセージω」の許可表示がされたことで、今後、DHA・EPA入り製品の規格基準型による許可表示が期待される。矢島理事長は、「食品行政が厚労省から消費者庁に移管される。規格基準型による許可が進むかについては、消費者庁とも相談したい」と話した。




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