「DHA入りリサーラソーセージω」は、DHA・EPA配合の魚肉ソーセージだ。配合量は、DHAが850ミリグラム、EPAが200ミリグラムとなっている。既存の「リサーラソーセージ」と、DHA・EPAの配合量は同じだとしている。
トクホの許可表示は、「本品はドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)を豊富に含みます。日ごろの運動とDHA及びEPAを含む健康的な食事は、将来、心血管疾患になるリスクを低減する可能性があります」と表示している。
同商品は、スーパーマーケットやドラッグストアなどの店販で流通を図るとしている。
発表会で登壇した、日健栄協の矢島理事長は、「2005年に疾病リスク低減表示が誕生してから、申請が足踏みしていた。今回、協会として申請を支援し、マルハニチロなど3社が手を挙げてくれた結果、初めて個別評価による許可が誕生した」と話した。
「リサーラソーセージω」の許可表示がされたことで、今後、DHA・EPA入り製品の規格基準型による許可表示が期待される。矢島理事長は、「食品行政が厚労省から消費者庁に移管される。規格基準型による許可が進むかについては、消費者庁とも相談したい」と話した。