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2025.12.10

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日本和装ホールディングス、有田焼×博多織 記念コラボ帯発表

日本和装ホールディングス、有田焼×博多織 記念コラボ帯発表

日本和装ホールディングスの子会社「はかた匠工芸」は、「アリタポーセリンラボ」と共同で新作のコラボレーション帯を発表した。このプロジェクトは、「アリタポーセリンラボ」の創業220年と「はかた匠工芸」の設立70年を祝う記念事業として実現したものだ。

このコラボレーションの背景には、2019年の九州特産および伝統産業のイベントでの出会いがある。両社はその後、工場見学を通じて交流を深め、2025年が両社のアニバーサリーイヤーであることが判明したことから、帯の制作プロジェクトが始動した。


▲「有田焼の美しい意匠を、帯として織り上げる」というプロジェクトが始動

帯のデザインは、「アリタポーセリンラボ」の松本社長が監修し、磁器の艶や色気を織物で表現することに挑んだ。新作帯は、経糸に銀の箔を糸状に切ったもの、緯糸に絹糸を使用する「佐賀錦」の技法を用いている。

デザインは「古伊万里草花紋」と「八重輪紋」の2種類がある。「古伊万里草花紋」は蝙蝠をモチーフにし、白磁をイメージした配色でモダンな印象を与える。「八重輪紋」は輪が幾重にも重なるデザインで、シャンパンゴールドとグレイッシュなトーンを組み合わせ、華やかさと落ち着きを両立させている。


▲佐賀錦「古伊万里草花紋(こいまりそうかもん)」


▲佐賀錦「八重輪紋(やえわもん)」


「アリタポーセリンラボ」は、1804年創業の有田焼の老舗窯元であり、モダンな有田焼ブランドとして国内外で高く評価されている。一方、「はかた匠工芸」は博多織の織元として、伝統技法に独自の感性を加えたものづくりを追求している。今回のコラボレーションは、九州の伝統が共鳴した出会いから生まれたものであり、両社の歴史と技術が融合した作品となっている。


▲はかた匠工芸


※本記事の制作にあたってAIを活用しています。

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