「くまもと風土」のショップ名でECを運営するローカル(本社熊本県、吉永安宏社長)は11月25日、東京証券取引所のプロ向け株式市場「TOKYO PRO Market」への新規上場が承認された。12月15日に上場する。同社は、「楽天市場」で、主力事業である青果・米を含む「肉・野菜・フルーツ」ジャンルで、年間MVPを8回受賞するなど、有力なショップとして知られている。
ローカルは、ECサイト運営やふるさと納税の運営サポートも展開しており、地域の魅力を全国に発信している。
自治体のふるさと納税支援事業も展開しており、全国40超の自治体を支援しているという。自治体の財源確保と自社の売り上げ拡大の相乗効果を生み出しているとしている。
2025年8月期の業績は、6カ月の変則決算ながら、売上高が36億1000万円、経常利益は1億9900万円を記録していた。
同社は、地域密着型のアプローチと、規格外品の活用や生産者との直接取引を通じた持続可能な社会への貢献を両立させ、今後も地方発の成長企業として発展していく方針であるとしている。
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