さくらフォレスト、職場体験で子どもたちに「働く楽しさ」届ける 12月24日に実施予定

「さくらフォレスト」が展開する通販ブランド「さくらの森」は、2025年12月24日に子ども向けの職場体験プログラムを実施する。この取り組みは、「運動療育センターすきっぷ」の香椎浜教室・美和台教室と連携し、子どもたちに「働くことの楽しさ」や「社会とのつながり」を感じてもらうことを目的としている。

当日は、「さくらの森」本社オフィスで、商品のデザイン体験と梱包・出荷体験を中心としたプログラムが予定されている。子どもたちは、商品の企画から発送までの流れを体験し、日常の「買い物」の裏側にある仕事や人との関わりを学ぶ機会を得る。

この職場体験は、昨夏に続く2回目の開催である。子どもたちが主体的に挑戦し、「できた」という成功体験を積み重ねることを目指している。「さくらの森」は、健康食品や美容商品を提供する通販ブランドであり、「ともに豊かに」というブランド理念を地域や社会、子どもたちの未来にも循環させることを重要な責務と考えている。

▲こども家庭庁の10〜14歳調査より

「こども家庭庁」の調査によれば、10～14歳の約17.4%が「自分の将来に明るい希望がない」と回答している。年齢が上がるにつれて、社会の未来を前向きに描きにくくなる傾向があるという。このような背景から、「さくらの森」は子どもたちに「働くことのリアル」と「楽しさや意味」を体験として届けたいと考えている。