粟野会長は、2024年に特商法の改正やステマ規制、「送料の無料表示」など、多数の規制があったとし、「悪質な通販事業者を規制するために、協会の会員のような善良な事業者の負担になってないか」と懸念を示した。「行政が政策立案する際には、会員の意見を聞いてもらえるよう、協会として取り組んでいきたい」(同)としている。
▲乾杯を行った千趣会の梶原健司社長
乾杯を行った千趣会の梶原健司社長は、「2024年は、物価の高騰や物流問題、法規制への対応など、さまざまな難題・課題が出てくる1年になるだろう。協会がリードしながら、業界の発展につなげていきたい」などと話した。「社会に大きな変化がある中で、持続的な成長に向け挑戦する企業にとって、活気にあふれる1年であってほしい」(同)とも述べた。