健康食品や化粧品通販を行うキューサイ(本社福岡県、佐伯澄社長)は1月17日、構築中のヘルスケア情報プラットフォームサービス「エイジングに向き合うサービス(仮)」について、開発の基本的な方向性を固めたことを明らかにした。同情報プラットフォームは、2025年中のサービス開始を目指している。
同サービスでは、個々の人のエイジングの変化に基づき適切なソリューションを提案する。このデータベースの基礎データとして、福岡県久山町の40~64歳の住民500人の健康情報を採用することを決めたという。中でも「皮膚」「立ち上がり検査」の二つの情報をメインに、ヘルスケア情報のプラットフォームを構築していくとしている。
キューサイが構築しているヘルスケア情報プラットフォームは、キューサイの健康食品や化粧品を定期購入している顧客や新規顧客が、オンライン上で、自分の健康状態に応じて適切な提案を受けられるものにするという。
キューサイの顧客のボリューム層であるシニア層も、情報プラットフォームを利用できるよう、オフラインで情報発信する方法も構築する予定だとしている。
今回構築することを発表した、情報プラットフォーム用の情報基盤には、福岡県久山町の住民のデータを活用する。久山町の対象の住人には、(1)睡眠や排便などに関する生活習慣のアンケート(2)血液検査(3)皮膚検査(4)立ち上がり検査─の四つの検査を受けてもらったという。
キューサイの情報プラットフォームでは今後、ユーザーが情報をインプットする方法、ユーザーに情報をアウトプットする方法を検討していくとしている。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。
無料会員登録
会員の方はこちら