IKホールディングスの100%子会社で、テレビ通販やECを手掛ける、プライムダイレクト(本社愛知県、森下英則社長)が2022年6月から販売する健康米パック「金賞の一膳」がシリーズ累計100万食を突破した。インスタグラムなどSNSを積極的に活用し、販売につなげている。
高級パックライス市場を狙い「EC専用(アマゾン)の商品として開発した」(同社)。パッケージのデザイン性を高めたほか、健康志向の高い女性をターゲットとしているため、一般的なパックライスと比べて量を少な目にした。
同シリーズは、金賞健康米(北海道産ゆめぴりか)と雑穀をブレンドした。マグロの養殖で有名な近畿大学農学部などと共同で、胚芽周辺の栄養成分を可視化する新製法を開発。「ヘルスキープ製法」と言われる新製法で精米されており、従来の製法では除去されてきた胚芽周辺の栄養成分を残すことに成功し、精米後もビタミンE・ビタミンB1を多く含んでいるという。
五つ星お米マイスターにも認められ、日本米飯管理士協会に金賞認定された北海道産「ゆめぴりか」(金賞健康米)を使用した。
販売実績が累計100万食に達した背景には、インスタグラムを活用した独自のマーケティングがある。ウェブ広告宣伝はほとんど行っておらず、インスタグラムの「ギフティング」という手法を使い、フォロワーに商品をプレゼントして投稿をしてもらっている。無償で投稿してくれる「アンバサダー制度」を2期にわたって実施し、美容や健康に関心が高く料理したものを投稿する計60人を募った。
「キャラ弁」など見栄えの良い投稿を増やすことで、累計300~400万人分のフォロワー数をアマゾンに誘導した。同社の社員とインフルエンサーとの細かなやり取りが成果につながったという。
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