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2024.01.26

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ヤマサキ、詰替商品にメール便導入 化粧箱廃止し省サイズ化

詰め替え商品に使用している化粧箱を廃止

シャンプーやヘアエッセンスの「ラサーナ」ブランドを運営するヤマサキ(本社広島県、土肥光社長)はこのほど、通販の詰め替え商品に使用している化粧箱を廃止した。環境に配慮し、「もったいない」という顧客の声に応えたという。化粧箱を廃止したことで、箱の省サイズ化にも成功。2024年3月からは、「ゆうパケットメール便」を導入する予定だという。

ヤマサキでは2023年11月から、ヘアエッセンスなど11アイテムの詰め替え商品で、紙素材の化粧箱を廃止した。「ラサーナ」の通販の顧客からはこれまで、「詰め替え商品が入っている空箱がもったいない」「せっかく詰め替えを買っているのに、化粧箱があっては紙が無駄ではないか」「化粧箱はとてもかわいいが、捨てられなくて困る」といった声が寄せられていたという。顧客の声を形にする目的で、化粧箱を廃止したとしている。

この取り組みにより、年間約3500キログラムの紙資源の削減につなげることができるとしている。
 
同社では、紙素材の化粧箱を廃止するに当たって、詰め替え商品のフィルム素材を、アルミ箔(はく)からアルミ蒸着へ変更した。それによって、フィルム素材の強度が増したという。化粧箱を安心して輸送できるスキームを構築したとしている。

同社では、3月からメール便を導入する予定。現在の60サイズと比べて配送コストの削減を期待できるという。メール便の導入についても、「不在時でも受け取りたい」という顧客の声を形にしたのだという。




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