オンワードの2025年3-11月期(第3四半期)における国内EC売上高は、前年同期比17.0%増の432億7900万円だった。戦略ブランドが好調に推移した。
オンワード樫山やオンワードパーソナルスタイルの冬物衣料の販売が好調に推移し、特に「UNFILO(アンフィーロ)」や、「カシヤマ」、「Chacott COSMETICS(チャコット・コスメティクス)」などの戦略強化ブランドが好調で全体をけん引した。
「23区をはじめとする主力ブランドは、気候変動対応商品のヒットや新イメージキャラクターの起用が奏功し、若年層を含む幅広い客層に支持が拡大した」(保元道宣社長)と話した。
EC化率は同0.6ポイント減の28.2%、EC売上高に占める自社EC比率は同6.4ポイント減の79.0%になった。
「広告宣伝費をはじめとする販管費の効率化や、在庫管理の徹底に取り組んできたことが成果につながった。2024年9月にはカジュアル衣料の『WEGO(ウィゴー)』を完全子会社化し、政策保有株式の売却も進めたことで、収益面への寄与も得られた」(同)と話した。
3月に完全子会社を予定している「コスメ・デ・ボーテ」について、「当社にはECに精通した人材がおり、そのノウハウを生かしてEC強化を進めることで、成長を大きく加速できると考えている。アパレルで築いた顧客基盤に対し、『コスメ・デ・ボーテ』の訴求を強めることで、ドラッグストアやバラエティストアでの購入促進が期待できる。将来的には当社ブランドを生かした高付加価値ネイル商品などの開発にも挑戦したい。EC活用の余地を最大化し、デジタル戦略の加速で顧客拡大を図っていく」(同)と話した。
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