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2026.01.19

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【2025年・2026年対面販売市場】 「事業にAI使っている」は4割超 景況感&AI活用アンケートまとめ

2025年の市場感


本紙はこのほど、訪販ネットワークビジネス(NB)実施企業に対して、2025年・2026年の対面販売市場の景況感や、生成AIの活用などについて意識調査を実施した。アンケート調査の結果、対面販売の事業に「AIを活用している」と回答した企業は、全体(32社)の43.7%(14社)に及んだ。「販売員向けの資料作成に活用したい(している)」という企業が多かった。人手不足の解消と効率化に役に立っているようだ。




半数近くが活用済み


「貴社では訪販(対面販売)に関する事業において、生成AIを活用しているか」の質問には、43.7%(14社)が「活用している」と回答した。「活用していない」は34.3%(11社)で、「活用を検討している」が21.8%(7社あった)あった。


▲生成AI活用しているか

AIを活用している企業に対して、「どのような成果が生まれているか」を尋ねたところ、「業務時間の短縮」「議事録作成の時間が半減」など、業務の効率化を挙げる企業が12社あった。「記載漏れのチェック」「実務スキル不足の補填」など、人間の業務の代替手段として活用しているケースもあった。


▲生成AIを今後どのような目的で活用したいか

「生成AIを今後どのような目的で活用したいか」については、「販売員向け資料の作成」を挙げる企業が17社、「資料の法律チェック」が15社、「広告クリエーティブの作成」が13社あった。

生成AIは、「ChatGPT」「グーグルGemini(ジェミニ)」「Copilot(コパイロット)」など、さまざまなサービスが利用できるようになっている。それぞれのAIをエンジンとして組み込んだ専門サービスも提供されている。

対面での信頼関係が肝でAI活用が難しい訪販・NB企業でも、販売員向け資料の作成や顧客リストの作成、イベントのアイデア出しなど、販売員の活動を支える場面での活用が期待されているようだ。


市場は「横ばい」を予想


対面販売の景況感について、2025年は「横ばい」だったと回答する企業が、31社中51.6%(16社)と半数を占めた。「上向いた」と「縮小した」が同数で22.5%(7社)だった。

2026年の市場感について、「上向く」と予想する企業は、30社中8社(26.6%)だった。「縮小する」と予想する企業が5社(16.6%)。「横ばい」とする企業が最も多く12社(40%)だった。


▲2026年の市場感

NB企業からは「副業としてMLMを始める人が増えているから(上向く)」とする楽観的な意見が寄せられた。

一方で、「販売員減少と少子高齢化が市場の縮小を推し進める」(健康食品NB)「販売チャネルの多角化やSNS効果で、対面販売よりも利便性の高い方が選ばれる」(化粧品NB)といった悲観的な見通しも聞かれた。

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