松江市の茶文化には「しきたりに頓着しない、お好きにどうぞ」という精神があるという。顧客に自由に楽しんでもらうため、お茶の生産地や製法にこだわらず、良いものを商品作りに取り入れながら、「常に新しいことにチャレンジしたい」(同社)としている。
25年11月には、ノンカフェインの抹茶風パウダー「まるで抹茶」を発売した。カフェインが体質に合わず茶道部への入部を諦めた女子高校生の「カフェイン不使用の抹茶を作りたい」という研究に協力。開発に約1年かけて完成させ、プレスリリースを出したことでEC・実店舗ともに多数の顧客の購入につながっている。
また、インスタグラム、X、フェイスブックなどSNSを活用し、高い頻度での発信を心掛けており、集客の効果を実感している。
ECサイトは実店舗に訪れた顧客が再度商品を注文できるようにと考えて作られている。実店舗での購入客にはQRコードを記載したショップカードを手渡すことでECサイトへの流入を促している。海外からの顧客も少しずつ増えてきているため、越境ECにも着手したいが審査が厳しいことが課題で、いずれ挑戦したいという。
今後はECの運営やウェブマーケティングでの新規顧客の獲得をさらに強めていく考えだ。
