「伊勢茶」を製造販売する丸中製茶(本社三重県、中村喜彦社長)は、直販ECサイトへの流入施策として、楽天市場内のRPP広告を活用している。新規会員を集客し、注文商品には「商品一覧表」を同梱している。
オンライン上では同社のECサイトの茶葉が最安値で、顧客は表に書かれたその値段を見て流入しているという。ECサイトではAIによって新規やリピーターなど振り分けてクーポンを配信している。毎月7日には「お茶10%増量セール」の情報をメールマガジンで発信し購入につなげている。
同社は所有する茶畑で無農薬栽培をしている点を強みとしており、最も売れている商品は「無農薬煎茶」と「無農薬ほうじ茶」。このほか「伊勢茶ギャバロン粉末緑茶」をはじめ、ギャバ入りの茶が粉末・ティーバックともに人気が高く、最近では「ギャバほうじ茶」もカフェインが少ないため就寝前に飲めることで好評となっている。緑色の茶葉が赤みがかっていたため、ほうじ茶にしたところ偶然ヒットした商品だ。
近年では茶組合が三重県産の茶葉をまとめて「伊勢茶」と名付けブランディングしたことで観光客に少しずつ認知されてきているという。年末には伊勢神宮の初詣にちなんで伊勢茶の福袋を販売している。
複数のECモールに多店舗展開しており、各店舗の更新に時間をかけられないことが現在の課題だ。海外展開にも前向きで、茶製品の人気が高いシンガポールに向けて「Shopee」での出品を検討している。
