キリンホールディングス(HD)は1月24日、独自素材「プラズマ乳酸菌」の年間販売金額が前年比約4割増の200億円に達したと発表した。
販売金額はファンケルなどのグループ企業や、素材を供給しているパートナー企業を含んだ合計数字。健康志向の高まりを背景に、免疫を意識した食を心掛ける人が増加している中で、「プラズマ乳酸菌」の認知度や商品への支持が高まったとみている。
自社が手掛ける配合飲料の年間販売数は同約4割増の896万ケースだった。昨年は「睡眠の質」や、スポーツの際の水分補給を提案した新商品で新たな需要を捉えたという。
サプリメントの年間販売金額は同約5割増となった。「ショップチャンネル」などの通販によるが売り上げ拡大が目立った。サプリメントはファンケルも通販で取り扱っているほか、昨年は花王の「ヘルシア」と共同開発した新商品も市場投入している。
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