基礎化粧品「ドモホルンリンクル」を製造・販売する再春館製薬所(本社熊本県、西川正明CEO)は1月18日、海外展開強化に向け、AnyMind Group(エニーマインドグループ)と、グローバルECパートナーに関する業務連携・協力について契約をこのほど締結したと発表した。越境ECサイトの構築・運用など、再春館製薬所のデジタル化を推進。再春館製薬所の海外全体の売り上げとして100億円を目指すという。
再春館製薬所は、2011年、香港を皮切りに海外展開をスタート。2012年に台湾で通信販売を開始した。2018年にはタイでの通販も開始。2022年の8月には中国のSNS「WeChat(ウィーチャット)」において越境ECを本格始動したとしている。
熊本県にある、本社機能と工場が一体化した、同社の拠点「再春館ヒルトップ」では、日本国内向けだけでなく、海外向けの商品の発送も行っているという。
同拠点のコールセンターでは、台湾・タイ・中国・香港出身の正社員スタッフが、海外からの電話・ウェブによる問い合わせに対応している。
国内販売で培ったノウハウを、外国籍の社員に共有・教育しているという。
世界43ヵ国、約12万人の顧客から購入があるとしている。
「ドモホルンリンクル」を5回以上購入した履歴がある顧客のリピート率は、80%超となっているという。同社は今後、主力商品「ドモホルンリンクル」のさらなる成長によって、海外全体で売上高100億を目指していくという。
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