ヤクルト本社は1月25日、CGで再現した坂本龍馬の顔と、AIで再現した声を組み合わせた本物に近い坂本龍馬像「リアル龍馬像」を制作し、CGリアル龍馬が登場する「ヤクルト1000」の新テレビCMの放送を開始した。
「リアル龍馬像」の完成を記念し、「ヤクルト1000リアル龍馬像除幕式」を高知県の「ひろめ市場」で開催、2月29日まで同市場にて設置し一般公開する。
▲「リアル龍馬」を忠実に再現した「リアル龍馬像」除幕式でヤクルト本社の堀千佳子広報室長は「地元高知の方はもちろん、観光客もこのリアル龍馬像を感じ取ってもらいたい」とあいさつした。坂本家十代目当主の坂本匡弘氏は「龍馬も最先端のものを数多く持っていたが、今の最先端技術を使って再現していただいたということで、子孫として感謝している。ひろめ市場の新しい顔として皆さんに見ていただければ」と話した。
「リアル龍馬」の顔は、公式に本人と認定されている6種類の古写真を参照して、写真から把握できないアングルは桂浜(高知市)の銅像なども参考にし、産毛や表情の変化、肌への光の当たり方などを緻密にCGで造形、再現した。声は1万以上の骨格と声のサンプルをもとに、AIが顔・骨格・年齢などの情報から特徴を推定して再現したという。
▲あいさつする堀千佳子広報室長新テレビCMの放送に合わせて、「リアル龍馬」を忠実に再現した「リアル龍馬像」を制作。さらに「リアル龍馬像」には、オリジナルの「リアル龍馬の声」を聞くことができる音声ボタンが付いており、再現された坂本龍馬のオリジナル音声を楽しむことができるという。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。