千趣会の2025年12月期における通信販売事業の売上高は、前期比9.9%減の359億8900万円だった。会員数の減少により減収となったが、販売促進費の効率化により営業損失は縮小傾向にある。営業損益は30億8200万円(前期は39億3300万円の営業損失)だった。
通信販売事業は再生計画に基づき、ターゲットを明確化した世代別事業ドメインへの再編や不採算商品の改廃を進めている。
カタログ起点からECを主戦場としたビジネスモデルへの転換や、ECサイトやカタログにおける顧客層に最適化した売り場への転換を推進している。前期はこれらの構造改革に伴い減収となった。
購入会員数は前期比19.5%減の118万8000人だった。新規・復活購入会員数は同11.1%減の62万1000人、継続購入会員数は同8.5%減の56万6000人だった。コアターゲットを絞り込むことで、購入会員数(ベルメゾン)は減少した。一方、客単価は2万2415円(375円増)と上昇傾向にある。
2025年12月期の連結業績は、同8.3%減の420億7100万円だった。営業損益は25億8800万円の営業損失だった。経常損益は27億3700万円の経常損失、当期純損益は39億4000万円の純利益だった。
2026年12月期の連結業績は、同7%増の450億円、営業損益は2億円の営業利益、経常損益は2億円の経常利益、当期純損益は1億円の純利益を予想している。通販事業の抜本改革を推進しつつ、周辺領域・新規収益源の開発にも取り組んでいく方針だ。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。
無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信