CLOSE
CLOSE

2026.02.20

ニュース

ファッション

【大丸松坂屋百貨店「AnotherADdress TOKYO」】、 次世代型OMOストアを限定開設

宗森耕二社長

大丸松坂屋百貨店(本社東京都、宗森耕二社長)は2月6日、次世代型OMOストア「AnotherADdress TOKYO(アナザーアドレストーキョー)」を東京・コレド日本橋3階に開設した。同社のファッションサブスクリプションサービス「AnotherADdress」としては初のリアル店舗となる。6月15日までの期間限定で展開する。


会員数は39万人超


「アナザーアドレス」は2021年3月に誕生した、百貨店業界初のファッションサブスクリプションサービスだ。同サブスクは、登録会員数39万人超(2026年1月時点)、在庫数は10万着を取りそろえている。平均解約率は0.92%だという。

(1)1着(月額料金5940円)(2)3着(同1万2430円)(3)5着(同2万2000円)─の3プランで展開している。月額料金には、配送料やクリーニング料金も含まれているという。割引価格での買い取りも可能だ。


宗森社長が登壇


オープンに先駆け、2月3日には店舗のプレスツアーを実施した。

宗森耕二社長が登壇し、「店舗開設によって認知拡大の機会を創出する。サービス内容が良くても、実際に手に取り、触れ、自分にどうフィットするかを体感できる場所がこれまで欠けていた」と語った。

今回、オフィスワーカーが密集する日本橋エリアに拠点を構えた背景には、忙しく働く層の課題を解決し、「こんなサービスがあったんだ」という驚きを直接届ける狙いがあるという。

デジタルの利便性に、リアルの「体験」を掛け合わせることで、普及にさらなるドライブをかける考えだ。「ファッションの未来を変革する可能性がある『AnotherADdress』をさらに成長させていきたい」(宗森社長)とコメントしている。


3000人の新規獲得を


店舗面積は約190平方メートル。店内は、大きく分けて(1)クローゼット(約50ブランド、800アイテム)(2)ラウンジ(定期的にイベントを開催)(3)フィッティングルーム─の三つのゾーンに区分されているという。

店舗にないアイテムは、取り寄せが可能だとしている。

「東京で暮らし、働くあなた」をターゲットに、店舗で試着し、そのままレンタルして持ち帰れる、新たなファッション体験を提供するという。

開店期間中は、さまざまな団体と連携し、ほぼ毎日何らかのイベントを開催する。計150回弱のイベントを開催することで、集客を行うとしている。

事業責任者の田端竜也氏は実店舗を展開する戦略の意義について、(1)百貨店事業との本格的な連携に向けた準備(2)新たなファッション体験(次世代型OMO)の具現化(3)現在の事業課題の解決策─の三つを挙げている。

背景の事業課題として、「有料会員への転換率(CVR)が低いことや、都内のターゲットへの認知度の低さ」(田端氏)があったと言う。「より多くの方に知ってもらうためのフックとして店舗を活用したい」としている。

新設店舗の目標は、合計3000人の新規会員獲得だという。来店ベースで2000人、メディア効果で1000人の獲得を目標にする。

店舗の体験価値と、ECサイトを融合させ、シームレスな体験によって、顧客体験の向上を目指すとしている。

無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信
登録することで、個人情報保護方針に同意したものとみなされます。

タグ:

おすすめの記事

PICK UP


人気の記事

RANKING

新聞のご紹介

日本流通産業新聞

詳細・購読はこちら