ワコールホールディングス(HD)の2025年4―12月期(第3四半期)における国内EC売上高は、前年同期比9%増の151億円だった。自社ECサイトでスポーツ関連商品の売れ行きが好調だったことに加え、再販したリカバリーウエアもよく売れたという。
国内ワコール事業全体の売上高は、同0.4%減の684億円だった。実店舗は閉店の影響や来店客数の減少が続いたものの、EC業績の伸長が下支えした。EC化率は同2ポイント増の23%となった。
中核ブランド「WACOAL(ワコール)」は、2025年7月から開始した「わたしに合うブラ診断」の累計利用者が12月末時点で約40万人に達した。3D計測データやセルフ診断を活用した提案が新規顧客の獲得につながり、重点品番の在庫充足率も改善した。
自社ECサイトで特に売れ行きが良かった商品は、スポーツ・コンディショニングウエアやノンワイヤー中心のインナー、ベーシック価格帯のブラジャーなど。サイト上の価格表示やレビュー、画像、機能紹介の充実が購買につながっており、価格帯を問わず堅調に推移したという。
自社ECサイトと実店舗では、12月下旬にリカバリーウエア「&RECOVERY(アンドリカバリー)」の販売を開始した。発売後2週間の売り上げは前回投入時の2021年8月比で、17%増と好調だ。今後は、同シリーズをインナーやナイトウエアのリカバリーウエアにも広げ、ラインアップの拡充を進める方針だ。
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