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2026.03.02

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総合通販

【Yahoo!ショッピングで生成AI導入】商品選びから配送状況の確認までサポート

LINEヤフー・コマースカンパニー ショッピングSBU プロダクト開発本部長の市丸数明氏

LINEヤフーは2月25日、「Yahoo!ショッピング」内での一連の購買行動全体を生成AIがサポートする新機能の提供を開始した。「Yahoo!ショッピング」において、ユーザーの商品選びから購入、注文後の配送状況の確認、ユーザーの属性や購入履歴をもとにした買い物支援などをAIが支援するとしている。ユーザーは「Yahoo!ショッピング」内で、AIに疑問を投げかけることで、最適な商品を提示してもらえるという。具体的な数値は明らかにしていないが、同機能の導入により、さらなる「Yahoo!ショッピング」のGMV拡大につながる見通しだ。

オンラインショッピングでは、膨大な商品の中から比較・検討ができる一方で、「何を選べばよいかわからない」「比較や検討に時間がかかる」といった課題が生じている。このような課題に対して、「Yahoo!ショッピング」では、生成AIを活用したレビューの要約や商品比較、検索時の対話型の商品提案など、商品選びを支援する機能を段階的に提供してきた。そして今回「Yahoo!ショッピング」において、これまでの取り組みを通じて得た知見などを生かし、検索結果を起点とした従来の買い物体験から、ユーザーの意図などをくみ取りながら提案を行うエージェント型の購買体験へと進化させ、よりスムーズな買い物体験を提供する。

同機能は、「Yahoo!ショッピング」のトップページや検索結果、商品詳細など、買い物のさまざまなページから利用でき、商品を探し始める段階だけでなく、検索結果や商品詳細を見ながらの比較・検討の途中からでも、利用できる。プレゼント選びのような条件が曖昧な状態でも生成AIが会話形式で情報を整理し、商品提案や比較、商品特長の要約などを行い、商品探しから購入までを包括的に支援する。

発表会ではコマースカンパニー ショッピングSBU プロダクト開発本部長の市丸数明氏がデモ画面を提示した。

「『本格的なコーヒーメーカーが欲しい』と漠然とした要望を投げかけると、AIは人気メーカーの製品をピックアップし、エスプレッソ式やドリップ式などの違いを分かりやすく比較して提示する。さらに、『エスプレッソ式』といった専門用語の質問にもその場で回答する。最終的に『もう少し安いものを教えて』と入力すると、セール品や値下がりしている商品を再提案する。私が寝ているときでも、セール状態になったとき、AIが私のスマホに通知を送ってくれる」(市丸氏)と説明する。

 AIエージェントの進化は、「Yahoo!ショッピング」内での機能拡充にとどまらない。今後はLINEヤフーのグループシナジーを最大限に活かした展開も視野に入れている。

「まずは『Yahoo!ショッピング』での体験を磨き上げるが、将来的には『Yahoo!オークション』など、他のコマースサービスとも連携していく予定だ。1つの窓口から、あらゆるコマース体験がシームレスにつながる未来を描いている」(コマースドメイン ショッピングSBU 統括本部長 杉本務氏)と展望を語る。

AIが商品を提示するアルゴリズムに関しては、決して売り上げが高い商品や、レビュー数が多い商品などを優先的に表示するわけではないという。

「ウェブ上の検索情報、『Yahoo!ショッピング』が持つ独自の情報、ユーザーが持っているニーズなどを掛け合わせることで、最適な商品を提示する」(市丸氏)と話す

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